松野 泰己(ますの やすみ)

「伝説のオウガバトル」・「タクティクスオウガ」
「ファイナルファンタジータクティクス」・「ベイグランドストーリー」
「ファイナルファンタジータクティクス・アドバンス」・「ファイナルファンタジー12」

解説:
今度の「ファイナルファンタジー12(以下:FF12)」(もう12作目なんですねぇ)のディレクター・プロデューサーをされています。(病気療養のためプロデューサーを降板、原案/プロット/監修をご担当されることに。詳しくは文章の最後に)

プロフィールの所にも書いていますが、この人がFF12手がけると言うことで、期待半分、不安半分です。

作るものはすごくいいんですが、マニアックよりなので、ちょっと心配なんです。

あ、マニアックというのは、「絵がアニメ」であるとか、そういう意味ではなくて、
ストーリーが、

も「民族問題」「親友の離反」「不倫」と、そういう方面の「マニアック」です(笑)。
(そこらへんにあるゲームのストーリーとは違うということで)

たとえば、FF10を「トレンディドラマ」だと「ぶったぎって」考えると
(あくまで話を簡単にするために「トレンディドラマ」だとここでは言ってます。。)、、、、

この人の作るゲームは程度の差こそあれ、ちょっと重みのある映画のようなストリー。美しい映像のなかで繰り広げられる人間ドラマ。そんな趣があります。

でも、「いいゲームをしたな」。そんな感想を持ってもらえると思います。

何かの資料で読んでうろ覚えなんですが、(すいません、、、)

この方は学生時代は自主制作映画を作る活動をしていて、そのあと、大物経済ジャーナリストのもとで、経済記事を執筆(10年ぐらいかな、)、それから(株)クエスト※に入社。
(※いまはスクウェア・エニックスに吸収)

そして、
いきなり入社半年後ぐらいに、スーパーファミコンの参入第一弾のソフトの制作(ディレクション)を任されるというかなり変わった経歴の持ち主です。

いきなりソフトの制作を経験のない人にさせるっていうのも凄い話ですが。。

ところが出てきたものが凄かった。。。

「伝説のオウガバトル」



初参入のメーカなのに、口コミで面白さが広がり数十万本を売上。
ファンサイトも多数できるほど。

「オウガバトル」という名前にピーンと来たら、あなたは、このゲームを元々知っていたか、おそらく「Queen」のファンですね。

そう、このゲームは、Queenの「オウガバトル」という曲からインスピレーションを得て制作されたものなんです。

QueenII(クィーン)

(オウガバトルは6曲目です)

この曲から「オウガバトル」という世界を作り上げ、それをゲームにしたのが「伝説のオウガバトル」です

松野さんの作るゲームって、映画のようなしっかりとしたストーリーがありながらも、ゲームとしてのルール作りも手抜きが一切ない。いや下手なゲームよりも格段に面白い。

決められたルールの中で、いかに工夫して、楽しめる世界を構築するのか、
そのあたりは経済ジャーナリストとしての経験が生きているのではないかと。

ただ、歯ごたえがあるものばかり
なので、
根気のない人はやっていただきくないですね。

え、ただのゲームなのに根気がいるって?

はい、いるんです。

ただの「趣味」なのに、なんだ、そこまで、、、

といわれるかもしれませんが、
「趣味」だからこそ、本気で取り組めば、満足も大きいのではないでしょうか?

なかなか、この人のゲームは、手間がかかるものばかりなのです。

でも、それだけ手間がかかった分だけ、愛情もわきます。
このひとのゲームにはそれを乗り越えるだけの楽しさや満足がありますよ。

たとえば、自転車を乗れるようになるまで、苦労して練習しますよね。
でも、乗れると凄く楽しいですよね。そんな感じだといえばいいでしょうか?

それでも、すぐに投げ出してしまう人にはオススメできません。

でも、面白いですよ。 保証します。

次に制作したのが「タクティクス・オウガ」
前作「伝説のオウガバトル」と同じ世界での別の物語を描いたものです。

「タクティクス・オウガ」

ゲームとしては、「伝説の~」が大きなマップ上でチームを動かして戦うのにたいして、この作品では、立体マップで戦います。

ストーリは、前作「伝説のオウガバトル」の少し後の時代の別の場所を舞台に、「民族問題」「偽装虐殺」「姉のブラザーコンプレックス(姉が弟に依存している状態)」「親友の離反」「不倫」と重たくて暗い物語が展開されます。(笑)

作曲者いわく「前作の暗い曲と言われている部分にほとんどの曲が集中しているような状況です」

「お子様が遊ぶ家庭用ゲーム機(スーパーファミコン)でここまでやっていいのかよ。」と思ったりもしますが、そんな重たい話を見事に描ききっており、高い評価を得ています。

アマゾンでどんなレビューが書かれているか抜粋してみると、、、

「発売して10年が経ちますが、未だこれを超えるゲームはありません。そのくらいすさまじい完成度を誇っています。

「ファミ通の、読者投稿ランキングで、発売から8年経った現在でも、二十位以内にランクインしています。 SFC(スーファミ)のソフトで、二十位以内にランクインしているソフトは、もはやこれだけです」 (正確には10年前ね)

しかも、10年前のゲームなのに、これらのレビューが書かれたのが2004年だという。。。

そう、ここまで根強いファンがいるほど、ストーリー、グラフィック、世界観、音楽、どれも一級品なんです。これをやらなければ、ぜったい損をしていると言い切れます。

それでも疑うんだったら、アマゾンのレビューを見て下さい。
絶賛の嵐ですから。

本作でも、そうなのですが、松野さんの作品では、「優れた国王が戦乱で乱れた国を優れた人格でもってまとめあげ、平和な世の中を作り上げた。」とされているが、実はこうだった。(不倫していた。禁断の秘術を使った。虐殺していた。などなど)」というパターンが実に多いです。
まさしく、経済ジャーナリストの経験がそんなストーリーを生み出しているんでしょうか。

おそらく、今度の「ファイナルファンタジー12」も、ある世界の「歴史の裏」を描くようなストーリーになると思います。

そして、この「タクティクス・オウガ」を制作してから、松野さんは、スクウェアに移籍します。

移籍後第一作目がこれです。

「ファイナルファンタジータクティクス」

(プレイステーション)

タクティクスオウガとおなじようにマス目のなかでキャラクターを動かして戦うゲームです。
音楽は崎元 仁さん、キャラクターは、吉田明彦と「伝説のオウガバトル」「タクティクスオウガ」
でも活躍したスタッフが担当しています。

ストーリーや音楽、キャラクターデザイン、世界観、どれも文句のつけようがない程いいのですが、ただ残念なのが、ゲームバランス(敵の強さや、自分のキャラクターの強さなど、ゲームの面白さを左右するバランス)がちょっと、めちゃくちゃなところです。

キャラクターが転職しただけで、「ダメージ10倍」と、なっちゃいますからね。

そういう意味では「歯ごたえ」というものを求める人には物足りないかもしれません。
でも、その反面サクサクとすすめていけるので、初心者にはお勧めかもしれません。

松野さんの作品にふれるにはちょうといいかもしれません。

しかし、次に制作したのが「ベイグランドストーリー」という、「ちょっとこれ初心者にはきついんじゃないの?」といった作品。

「ベイグラントストーリー」

(プレイステーション)

重厚な世界観に、圧倒的なグラフィック、練り込まれたストーリー、やはり一級品なんですが、ゲームそのものが「難しい」。さすがに素人にはお勧めできません。

やりこめる方にはオススメします。名作なのは間違いありません。
でも、システムは難解でとっても難しいです、

僕も
途中で挫折しています。

でも、描かれている風景だけで「絵」になるほど、グラフィックのセンスはすばらしいです。
サンテミリオンという都市をモチーフにしてあるだけあって、中世ヨーロッパの農村部にある街のイメージがよく出ています。

さあ、次に紹介するのには、初心者でもオススメできます。

ファイナルファンタジータクティクス

(ゲームボーイアドバンス)

「イヴァリース」という世界を舞台に、主人公であるマーシュが世界の秘密を解き明かしながら、元の世界に戻る方法を捜していきます。
ゲームとしては、シミュレーションRPGなのですが
携帯ゲーム機なので、いつでも気軽に楽しめます。

やはりゲームアドバンスと言うことで、他の作品と違っていくぶん子供向けに作れられていて、
「タクティクス・オウガ」のように「虐殺」「不倫」「民族問題」といった重いストーリーは出てきません。(まだやっている途中なので、これから出てきたら、どうしよう。。。)

ゲームも、友達とアイテムを交換したり、クエストをやっていくうちに世界の秘密がわかってくるといった工夫があって面白いです。

難易度もそんなに難しくないので、初心者でもオススメです。

で、このゲームの描かれている世界「イヴァリース」は、「ファイナルファンタジー12(以下FF12)」の世界でもあり、このゲームをやっておくと、「FF12がより深く楽しめるそうです。

松野さんのゲーム作りの特徴として、あるひとつの世界を作り上げてから、それを色々な角度で切り取る形で、ゲームを作り上げていくと言ったものがあります。

「伝説のオウガバトル」「タクティクス・オウガ」のオウガバトルシリーズも「オウガバトル」という世界を作り上げて制作されたものでした。

そして「ファイナルファンタジータクティクス」と今度の「FF12」も「イヴァリース」という世界を元に制作されています。

「イヴァリース」には「ジャッジ」という存在がいて、そいつが世界に影響を及ぼしている。
現時点で、僕がわかっているのはこれぐらいです。。

今度のFF12がどんなものになるのか非常に楽しみです。

中途半端なものは作らないだろうなあと期待と、一部の人しかわからないものが出来上がらないだろうかと言った不安もありますが、すばらしい作品になると思っています。

(以下、5/25追加)

さて、松野作品にはある種の重みとうか”毒”ともいえるようなテーマがありますが、それはどこから来ているのでしょうか?ベイグラントストーリーアルティマニア(デジキューブ刊)よりのインタビューを引用してみます。

-過去の松野作品同様、やはり物語のバックには、重みのあるテーマもちらほらと見え隠れしていますよね。毎回そういうものを入れるっているのは、松野さん自身のこだわりなんですか?

そうですね…じつを言いますと、そのときそのときに僕が直面している、会社の中での人間関係みたいなものがゲーム中に出てきちゃっているんですよ。たとえば『FFT』のときの身分制度というのは、スクウェアっていう会社に入ったときに、やっぱり才能や資本を”持ってる”人たちに”持ってない”人間はどこまでがんばっても勝てないんじゃないかっていう疑問が出てきて、それを持ち込んじゃったんです。今回の『ベイグラント』の場合は、人から伝わってくる情報というのが伝達してくる人の立場しだいで、大きく変わるというか…みんな自分の都合の良いように解釈するものなんだっているのを経験したんで、それをテーマだけではなく手法としても取り入れてみた感じですね。

…なんだか、このインタビュー読んでみると、「松野さん大丈夫かなあ?」って思ってしまいますね。でも、妙にシナリオにリアルさを感じるのはこのあたりのスパイスが効いているんでしょうね。

ちなみに、
インタビューの自己紹介に自ら「出ない杭はたたかれない」「長いものには巻かれる」が今年(注2000年度)の抱負。なんて書いてあります。ベイグラントストーリーの国内セールスが厳しかったのでそんなことを書かれているんですが、FF12では下手にべたべたなシナリオより松野節の効いたものを期待しています。例え、いままでのFFファンが不満を持つシナリオでも、とんがったシナリオは損なわないで欲しいですね。誰がなんと言おうと僕個人としてはそれで十分ですね。

(ここから8月3日追記)
と、書いていましたが、なんと松野氏が病気療養のために現場から引くことに、、
(「プロデューサー」から「原案/プロット/監修」を担当されることに)

うーん、無理しすぎたのでしょうか。。

以下、松野氏のコメント
「ファイナルファンタジーXIIの発売を心待ちにしているファンのみなさん、開発に時間がかかってしまい本当に申し訳ざいません。残念ながら都合により現場から一歩退くことになりましたが、皆川・伊藤・秋山らの優秀なスタッフの手によって着実に完成へ向かって開発が進んでいます。今しばらくお待ちください。 」

FF12のクオリティに関しては、松野氏のコメント通り、スタッフの方々がほんっとに優秀で、また「ロマサガ」の
河津氏がエグゼクティブプロデューサーをつとめるようなので全く心配しておりません。
期待して指折り数えて発売日の2006年3月16日を待っております。

むしろ心配なのは松野氏の健康の方だったり、、、長期療養が必要ってどんな状態なんでしょう?
なんにせよ、一日も早いご回復を祈ります。。

お知らせ!
ついに松野さんが「原案/プロット/監修」を担当された「ファイナルファンタジー12」の発売日が
2006年3月16日に決定し、予約が開始されています。
ただいまAmazonで予約すると【iTunes Custom Card】がもれなくついてくるそうです。

【iTunes Custom Card】の内容は、、、
—-Amazonより抜粋——
【iTunes Custom Cardについて】
予約特典としてFINAL FANTASY XII ORIGINALFFXII/iTunes Custom Cardをご用意。

FFXII/iTunes Custom Cardは、メインコンポーザー崎元仁セレクションによるFFXIIの楽曲を、
お手持ちのパソコンからiTunes Music Storeを利用し5曲無料でダウンロード頂けるカードです。

カードとしてもコレクション要素の高い本特典をお見逃しなく。

※予約特典は数に限りがあります。
※予約特典は商品発送時に添付されます。
※ダウンロードにかかる通信料はお客様のご負担となります。
———————-

これは松野ファンなら見逃せませんね。
崎元さんセレクトの曲がダウンロードできるのもおいしいですし、
カードはおそらく、推測ですが吉田明彦さんデザインのキャラクターかと思われます。(あくまで推測ですが)
数に限りがあるようなので、どうしても欲しい方はお早めに予約をオススメします。

→「ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き」(Amazon)

【関連商品】
→FINAL FANTASY XIIポーションプレミアムボックス12本セット(楽天)
あの「ポーション」です。サントリーが飲料として発売 
・レアカードは書下ろし。プレミアムボックス以外では手に入らない非常にコレクション性の高いカード
・カードはダブっていない

→FF12のメモリーカードが発売(Amazon)
6人のキャラクターインデックスシール付

→Cordless Compact Controller ファイナルファンタジーXII Version(Amazon)
ワイヤレスコントローラがロジクールから

■関連作品

「伝説のオウガバトル」

スーパーファミコン版
クエスト

販売価格 480円ぐらい

スーパーファミコンを持っている人はひっぱりだしてやってみるといいかもしれませんね。

伝説のオウガバトルPlayStation the Best 伝説のオウガバトル(プレイステーション版)
価格: ¥2,499 (税込)
これはPS版。ぜひとも遊んでほしいです。買う価値あり。


「タクティクス・オウガ」

スーパーファミコン版 クエスト

標準価格 11,970円
販売価格 980円

これはもう、ずいぶん昔の作品ですが、今遊んでも絶対に面白いはずなので、あなたにぜひともやってほしいです

伝説のオウガバトルArtdink Best Choice タクティクス・オウガ(プレイステーション版)
これ以上のゲームは2度と出ないといっていいぐらいの傑作。ぜひともプレイしてもらいたいです。
すでに新品は売られてなく、みな中古です。しかもプレミアがついてますね。
それほど人気があるということです。


「ファイナルファンタジータクティクス」
(プレイステーション)

スクウェア・エニックス

価格: ¥2,499 (税込)


「ベイグラントストーリー」
(プレイステーション)

スクウェア・エニックス

価格: ¥2,499 (税込)


「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス」
(ゲームボーイアドバンス)

スクウェア・エニックス

定価: ¥6,090 (税込)
価格: ¥5,176 (税込)


番外
「QueenII」
(CD)
東芝EMI

定価: ¥2,548 (税込)
価格: ¥2,293 (税込)

「オウガバトル」シリーズのインスピレーションとなった曲「オウガバトル」が収録されています。

堀井 雄二(ほりい ゆうじ)

アーマープロジェクト代表

作 品
国民的RPG「ドラゴンクエスト」(通称:ドラクエ)の作者。
1986年に発売されたシリーズの最初の作品「ドラゴンクエスト」をはじめとして
7作品目まで発売されている「ドラゴンクエスト7」までのゲームデザイン・シナリオを全ててがけている。
「ドラゴンクエスト」はトータルで3000万本以上を販売。
現在、続編「ドラゴンクエスト8」を制作中。
他にボードゲームの傑作
「いただきストリート」も制作。

「ドラゴンクエスト」「ドラクエ」の名前を一度は聞いたことがあるかと思います。

知らない人のために、簡単に説明すると、「ドラゴンクエスト」というのは、日本で一番遊ばれているRPG(ロールプレイングゲーム)です。。

ロールプレイングゲームとぃうのは、役割(ロール)を演じる(プレイ)ゲーム。
ゲームの中で、勇者となって世界を救うための冒険が出来るなどの、体験ができます。

RPGの成り立ちや歴史などはいずれあらためて説明するとして、
「ドラゴンクエスト」は日本で一番遊ばれているロールプレイングゲームです。

この「ドラゴンクエスト」のゲームデザイン・シナリオをしているのが今回ご紹介する堀井雄二さんです。

RPGは英語圏で開発されたゲームシステムでした。
しかし、面白いんだけど万人受けするものではありませんでした。

それをRPGを知らなかった人でも簡単に遊べるように、日本語のはんなりとしたオブラートに包み込み、和風の味付けをしたのが「ドラゴンクエストでした。」

「とにかくRPGの面白さをわかってもらうために気をつかった。」ようです。

「ファミコンがブームになった頃、僕は「ウィザードリィ」や「ウルティマ」という欧米のRPGにはまっていたんです。最初は訳がわからないまま、プレイするんだけど、戦うとだんだん強くなっていく。レベルが上がっていくのが面白かったんですよね。このワクワクする気持ちを伝えられないかなと思ったのがきっかけです。」

そのため、すぐにレベルアップするように調節して、いきなり強くなる楽しさを味わってもらうようにしたり、
当時は、カセットに冒険の記録をつけることが出来ませんでしたので、パスワードを入力して、冒険の続きをはじめていたのですが、ただのパスワードでは面白くないと言うことで5・7・5の俳句のリズムにしたりと
色々と工夫されたようです。

それぞれのドラクエについて堀井さんは次のように語っています。

「ドラゴンクエストI」は初めてのRPGというのがあるし、「II」は仲間を増やしていく楽しさがあるし。「III」はエンディングのオチがきれいにまとまったなあ。「IV」はオムニバスにして一人一人の人生をきちんと描くことが出来たし、「V」はゲームでプレイヤーを本当に悩ませてやろうと思ったんです。それがビアンカとフローラ、どちらと結婚するのかという選択肢。そして「VI」は夢と現実の間を冒険するストーリー…わかりにくいと言われたこともあったけど、僕は好きなんです。まあ「III」が一番きれいにまとまったかなって感じがします。


堀井雄二さんについては改めて加筆します。
お楽しみに。

■関連作品(ネットで購入可能)

ドラゴンクエスト関連商品(Amazonへ)


「ドラゴンクエストVII 空と海と大地と呪われし姫君
定価: ¥9,240 (税込)
価格: ¥7,854 (税込)
OFF: ¥1,386 (15%)
オススメ度 ★★★★★
プレイステーション2
スクウェア・エニックス


Amazon.co.jp商品紹介
コンシューマ向けRPGの中で1、2を争う超人気の「ドラゴンクエスト」シリーズ。その第8作目がこの「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」だ。

今回より、PS2版『ダーククロニクル』の開発などで評価の高いレベルファイブが手掛けており、鳥山明のデザインするキャラクターをアニメ風に表現する「トゥーンシェーディング」という技術の採用が大きなポイントとなっている。

バリエーション豊かな冒険フィールドも特徴のひとつで、豊かな河の水をたたえる渓谷や、険しい丘の広がる平原、薄暗い森、雪山の奥深くにまで移動できるようになっている。広大な世界の探検がプレイヤーを待っている。

本作で始めて登場したテンションを上げる「ためる」コマンドなど、ゲームをよりエキサイティングにする新しい演出も多数用意されており、現時点でシリーズ最高の完成度を誇ることはまず間違いない。(山本一郎)


「ドラゴンクエストI・II」
残念ながらプレイステーションでは発売されていません。
スーパーファミコン版とゲームボーイ版を紹介します。
ゲームボーイ版はゲームボーイアドバンスで楽しめます。

スーパーファミコン版

標準価格10,800円
販売価格1,980円

Amazon.co.jp
日本中にRPGブームを巻き起こしたドラゴンクエストシリーズ。その原点であるシリーズの1作目とその続きであるシリーズ2作目がゲームボーイ用にリメイクされ、セットになった。スーパーファミコン版に続き、2回目のリメイクだけあって、随所に遊びやすい工夫が盛り込まれている。

たとえば、ゲームボーイで遊びやすいようにファミコン版にあった「復活の呪文」をなくし、いつでもどこでもセーブができるようになっていたり、ストレスを感じさせないよう戦闘のバランスが見直されている点だ。なお、この『ドラゴンクエストI・II』は 『ドラゴンクエストIII』 とあわせて「ロト」という言葉がキーワードになっている、いわば「ロトの伝説」の1作目と2作目になっている。(杉村 啓)

ゲームボーイ版

価格: ¥4,373 (税込)
新品/ユーズド価格 : ¥3,000 より


「ドラゴンクエストIII」
残念ながらこちらもプレイステーションでは発売されていません。
スーパーファミコン版とゲームボーイ版を紹介します。
ゲームボーイ版はゲームボーイアドバンスで楽しめます。

スーパーファミコン版
スクウェア・エニックス

標準価格9,135円
販売価格3,000円

シリーズ中もっとも売れた名作です。(520万本!!)
「一番の名作である」という声も高く、堀井氏自身も「一番きれいにまとまった」といっている作品です。

I・IIもやっていなくても楽しめますが、I・IIの世界のことを知っていると、
堀井氏の「まとまった」という言葉の意味がわかります。そういうことでおすすめです。

ゲームボーイ版
スクウェア・エニックス

価格: ¥5,712 (税込)
新品/ユーズド価格 : ¥2,980 より


「ドラゴンクエストIV 導かれしものたち」
プレイステーション版
スクウェア・エニックス

定価: ¥7,140 (税込)
価格: ¥6,069 (税込)

なんだかスーパーファミコン版よりストーリーが1つ加わっているようですよ。

Amazon.co.jp ファミコンで発売された『ドラクエⅣ』を、プレイステーションでリメイク。この作品から商人のトルネコ、おてんば姫のアリーナなどのドラクエの個性あるサブキャラクターが登場した。また、モンスターが自分の仲間になって一緒に闘ってくれるというシステムもこの作品からである。シナリオはそのままにグラフィックは『VII』を踏襲し、3Dの街並みやダンジョンは使用ハードの進化同様、大きな進化を遂げている。 この作品は5部構成となっていて、それぞれに主人公が異なり、章が変わればレベル1から始めなければならない。そして第5章でそれまでの主人公と、このドラクエⅣ本来の主人公が遭遇し、さらなる敵と戦っていく。「天空3部作」と呼ばれるその最初の作品であるが、その斬新なストーリー展開は色あせていない。初めてプレイする人はもちろん、ファミコンで遊んだ人にも楽しい冒険となることだろう。(樋口浩二)


「ドラゴンクエスV 天空の花嫁」

プレイステーション2版
スクウェア・エニックス

定価: ¥8,190 (税込)
価格: ¥6,962 (税込)

この作品で何が気に入っているかというと、まるで「大河ドラマ」のように、親子3代の物語が、きれいにまとまっている点です。
ぜひ、あなたにも味わってもらいたいです。
プレイステーション2版では、3D化がなされ、雰囲気は失われずに迫力のあるグラフィックとなっています。

スーパーファミコン版
スクウェア・エニックス

標準価格 10,080円
販売価格 980円

スーパーファミコン版です。
プレイステーションを持っていないひとはぜひこちらを楽しんでもらいたいです。


「ドラゴンクエストVI 幻の大地」
この作品は、プレイステーションでは出ていません。
スーパーファミコンで楽しんで下さい。
スーパーファミコン版

スクウェア・エニックス

なんだかスーパーファミコン版よりストーリーが1つ加わっているようですよ。


「ドラゴンクエストVII エデンの戦士達」
プレイステーション版
スクウェア・エニックス

定価: ¥8,190 (税込)
価格: ¥6,961 (税込)

Amazon.co.jp
「ドラゴンクエスト」シリーズといえばRPGの元祖的存在である。そのシリーズ7作目となる本作品は、初めてプレイステーションで作成されたもので、3D空間を用い、ストーリーも一新された。しかしながら、シリーズをとおしてもつ「ぬくもり」を損なうことなくゲームを構築。前作までに培ったよい部分はそのままに再現しながらも、システム的にパワーアップさせた作品である。

新システムとして、冒険の世界を自らの手で広げていくマップコレクションシステムを導入。石版のかけらを見つけることで冒険の世界が広がり、ストーリーもそれにつれ進行するようになっている。さらに友達とメモリーカードで町の人を交換できる「移民システム」も新しく導入された。とはいえ、シリーズでおなじみのメダル王やカジノといった、人気のサブイベントはそのまま。
堀井雄二氏のシナリオ、すぎやまこういちの音楽、鳥山明のキャラクターが見事に融合され、あたたかさと懐かしさを感じさせるRPGである。(樋口浩二)

その世界にあるのは、たったひとつの島だけ。しかし、平和そのものに見えるその島で見つけた「不思議な石版」のかけらから、壮大なドラマが展開していくーー「ドラゴンクエストVII」は、冒険の世界を自らの手で広げていく新システムを導入。しかも、今回の冒険の舞台はすべてが立体空間となり、マップを自由に回転させることで、様々な世界の謎を発見し解き明かしていく感動が、さらに深まりました。


「ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート Special」
定価: ¥7,140 (税込)
価格: ¥6,069 (税込)
OFF: ¥1,071 (15%)
オススメ度 ★★★★
プレイステーション2
スクウェア・エニックス

Amazon.co.jp商品紹介

名作ボードゲーム「いただきストリート」、通称「いたスト」シリーズのまさに『Special』な豪華版。超人気ゲーム「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」シリーズから人気キャラクターが夢の共演を果たした。

基本的にはすごろく式の簡単ルールで、サイコロを降ってマスを進み、お店や株を買って「資産」を増やし、ゴールを目指す。今作ではビジュアル面はもちろん、ゲームシステムや発生イベントも豪華にグレードアップしている。

すごろく盤の舞台となるマップも両ゲームシリーズから登場。オリジナルをもとにしたマップならではの仕掛けも満載で、懐かしい舞台を「いたスト」で改めて冒険できる。

スクウェア・エニックスを代表する2大RPGの競演により、人気キャラクターたちがシリーズの枠を飛び越えて、会話や駆け引きを繰り広げる。スライム、ローレシアの王子、そしてチョコボ、クラウド、ユウナらが同じ舞台で大活躍する。

対戦キャラの個性によって駆け引きや戦略が勝負に大きく影響するので、単なるボードゲームではない攻略度もグンとアップしている。両ゲームシリーズで人気のミニゲーム、カジノやレースも一攫千金に一役買ってくれる。

ゲームデザインは堀井雄二氏が担当。BGMも懐かしい曲から最新作の曲まで、数々の名曲が再現されている。もちろん人気キャラクターのセリフや感動のシーンも満載だ。1人から4人まで奥の深い遊び方が楽しめる一作だ。(江口 真)


いただきストリート3 億万長者にしてあげる!~家庭教師付き!~

プレイステーション2版
スクウェア・エニックス

堀井雄二氏が企画・監修しているボードゲーム。
ゲームバランスが絶妙で飽きない。

これはその最新作。

もうすぐ、「ドラクエ」と「FF」のキャラクターを作った「いただきストリート」もでます。


「いただきストリート ゴージャスキング」
プレイステーション版
スクウェア・エニックス
価格: ¥5,176 (税込)

Amazon.co.jp
サイコロを振り、出た目の数だけキャラクターを移動させるすごろくタイプのボードゲームで、もともとはファミコンから発売された人気作。おもしろいのは、コースがループ状になっているうえ、それぞれのマスが、お店になっているという点。所有者の決まっていないお店のマスに止まったときは、そのお店を買い取ることができ、そのお店にほかのプレイヤーが止まったときに「買い物料」としてお金をもらうことができる。自分のお店に増資したり同じ地域の店を買い占めることによって、買い物料は高く引き上げることが可能。こうしてコースを何周もしながら、お金をやりとりし、最終的に最も儲けたプレイヤーの勝ちとなる。
他プレイヤーとの駆け引きも、もちろん重要。目的は単純ながら、勝つためにはすごろくにある運的要素と、どの地域のお店を買って出資するか、株をうまく利用できるかといった戦術的要素が必要になってくる。その奥の深さが、このゲームの大きな魅力だ。マップが増加、1人用のすごろくモードを搭載と、スーパーファミコンで発売されていた前作に比べ、さまざまな点で大きな進化を遂げている点にも注目したい。(柏木ゆう)


いただきストリート2

スーパーファミコン版
スクウェア・エニックス

スーパーファミコン版も出てます。