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ファミコンミニ:スーパーマリオブラザーズアクションゲームの原点。ここからTVゲームが大きく発展してきたと言っても過言ではない作品です。当時のゲームと比べてみるとその異質さがよくわかります。 他のファミコンミニシリーズ第一弾のものと比べてほしいのですが(特にパックマン、マッピー、ドンキーコング)、当時のゲームとまったく違う概念のゲームですね。突然変異種みたいな。いまとなっては当たり前のゲームの形なんですが。 僕の思い出を語らせてもらいますと、このゲームが大ブームとなった時、僕はこのゲームを遊んで折らず、しばらくたってから、たしか友達の家でやっていたような気がします。お小遣いが限られていたもので。。。 そんなわけで、あんまりプレイする時間がなかったので、1-2(←ステージのことです)からいっきに8ワールドまで行って8-4までいった記憶があります。でもたしか8-4でクリアできなかったかな。 でも、プレイしたときに爽快感は覚えています。 マニュアルを読まなくても直感的に操作できる家電機器がよいとされているのと同様、ゲームもまたそうだと思うのですが、このゲームにはそうできる工夫があるそうです。 最初のステージ。マリオを右にすすめていくと、「?」ブロックをたたくとキノコ(マリオを大きくさせる)が出てきます。そのままにしてると、地面に落ちて、土管に跳ね返ってきて、こちらに向かってきますよね?でも、上にブロックがあるからさけられないわけです。そうしてやれれると思って当たるとなんだかマリオが大きくなる。。。つまりキノコ=マリオが大きくなる(パワーアップする)とプレイヤーに学習されるわけです。こんな工夫が随所にされているそうです。面白くないわけがないですね。。。 このゲームの制作の指揮を執ったのが、宮本茂という方で、 出身は京都府園部町で、親戚がそこに住んでいる関係で僕も行ったことがあります。自然豊かなところで、川や山や古い建物がいろいろとあって、視点を変えれば、冒険のしがいのある町といえるかも。スーパーマリオブラザーズの原点はそんなところかもしれませんね。 あと、このゲームにまつわる話としては、これはある人から聞いた話で、確認が取れてませんが、、、 昔の記録を探ってみると、あるラジオ番組用に作られた特別バージョンもあるとか。 解説書いてて、ほんと懐かしくなりました。 プレイヤーの行えるアクションは、大まか分けて基本移動とジャンプとダッシュの3つ。頭を踏む、もしくは下から突き上げるというアクションで敵を倒したり、ときにはただひたすら逃げたりしながらステージ最後にあるフラグを目指していく。ステージ中には、巨大化し敵に1回触れても死ななくなるキノコ、ファイヤー攻撃ができるようになるフラワー、一定時間無敵になれるスターといったパワーアップアイテムも用意されており、それらもうまく利用しステージを進めていく。 用意されているのは4つのステージに分けられたワールド8つで、基本的にゴールフラグにたどり着くというのがステージのクリアー方法となる。ただし、ステージ中にはワープ土管というものも用意されており、ステージをスキップして一気に違うワールドに行けたりもする。全ステージをクリアーしなくても、最終ステージをクリアーすれば、目的達成となる。(Amazon.co.jp 田村 雅) |