ファミコンミニ ドンキーコング メーカ:任天堂
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このゲームは、任天堂の看板キャラクター、マリオとドンキーコングのデビュー作品なのですが、さらにおもしろい逸話があります。このゲームはアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)の移植版なのですが、制作したのがスーパーマリオブラザーズでも説明した宮本茂さんです。 どういう経緯で宮本さんが制作したかというと、アメリカである別のゲームが売れ残ってしまったそうです。たしか3000個ぐらい。で、それをソフトの部分だけ入れ替えて、売れるゲームにしろというわけで、宮本さんが命を制作したのが、ドンキーコングなのでそうです。(この経緯はNHK「電子立国」という番組が詳しいです。) マリオのキャラクターデザインは、オーバーホールを来て、ひげをつけたら目立つということでああなったそうです。コンピュータは全て画面を小さな点で構成していますが、その点で特徴あるキャラクターを描こうとすると、こうなったそうです。 宮本氏の原点とも言える、このゲーム遊んでみてはいかがでしょうか?
Amazon商品情報より ゲームは25m、75m、100mと名づけられた3つのステージで構成され、100mをクリアーするとレディ救出成功となり、25mからまたスタートするという内容になっている(アーケードの50mにあたる面はファミコン版ではカットされた)。25mと75mまではドンキーコングが投げたり転がしたりしてくるタルや、そのほかの妨害をかわしつつ、レディのいる場所へと行けばクリアーとなり、100mでは特定ポイントを通過することで床のくいがはずれるためそれを全部はずし、ドンキーコングを落下させればクリアーとなる。 基本的には敵をジャンプでかわしていくのだが、途中にあるトンカチを取ると一定時間振り下ろしが自動的に行われ、それを敵に当てることで破壊することもできる。そうこうしながら、レディの救出へと向かう。 ちなみに、この作品はもともとアーケードゲームとして発売された作品で、ファミコン本体と同時発売タイトルとして抜擢されたソフト。のちにシリーズ作品がアーケードやファミコン、ゲームウォッチで展開されるなど、当時の任天堂を代表するソフトといえる。(Amazon.co.jp 田村 雅) |